ストループ効果とは
ストループ効果とは、例えば「文字の色から得られる情報」と「文字の意味から得られる情報」に整合性がとれていない時に、その情報を理解するまでに時間がかかってしまう現象のこと。
あか
あか
赤文字で書かれた「あか」を認識する場合より、青文字で書かれた「あか」の情報を認識する場合の方が時間がかかる現象は「逆ストループ効果」と呼ばれています。
このような現象はWEBデザインにおけるユーザーインターフェースの観点からも注意すべき事柄になります。
例えば、「激安」を訴求する内容なのに、デザインは「高級志向」の表現になっていては違和感が生まれやすくなってしまいます。目にした側にはこれがストレスとなり、サイト離脱につながる要素になりかねません。充分に注意を払う必要があります。

- 参考書籍 -
- ストループ効果
―認知心理学からのアプローチ
本書は、ストループによって報告された干渉効果に対して認知心理学的アプローチを試みたものである。まず認知心理学の歴史とストループ効果に関する諸研究、諸学説を紹介した後、それらを検討するために行った著者自身の実験に基づき、新しいモデルを提起している。(BOOKデータベースより)
認知心理学の歴史とストループ効果に関する諸研究、諸学説を紹介し、それらを検討するために行った著者自身の実験に基づき、新しいモデルを提起。(MARCデータベースより)
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