セールスプロモーション

- Sales Promotion Tips -

仕入れ促進策

仕入促進策とは、流通業者に対して商品やサービスをより積極的に取り扱ってもらうための施策のこと。例としては、仕入れインセンティブ、仕入れ数量割引、期間限定割引、共同キャンペーン、仕入れ保証などを挙げることができます。

仕入れインセンティブ:ここでは、流通業者が一定期間内に一定数量以上の商品を仕入れた場合に、メーカーや卸売業者から提供される支援サービスを指しています。サービスの例としては、商品の陳列や販売促進のための資材やツールの支援がそれにあたります。

仕入れ数量割引:一定数量以上の商品を仕入れた場合に、価格割引や追加の数量割引が適用される制度になります。
期間限定割引:一定期間のみ特別な価格設定で仕入れることができる制度です。
共同キャンペーン: 仕入先と協力した共同キャンペーン形式で、例えば消費者向けプレゼント企画等を提供する制度です。
仕入れ保証:流通業者に対して、商品の売れ残りや返品に対する保証をすることでリスクを低減する制度です。

マーケティングの扉 経験を知識に変える一問一答

 

参考書籍

マーケティングの扉 経験を知識に変える
一問一答

迷えるマーケターの背中を押す応援の書
~仕事の悩み・キャリアの不安に、読めばじわじわ効いてきます。~


マーケティング分野で活躍したいと願う若きビジネスパーソンや学生必読の書。元P&Gを筆頭に数々の著名企業マーケティング部門を率いてきた音部大輔氏が、今さら聞けないマーケの疑問に加え、キャリアや仕事の悩みにも全力回答! あなたの「マーケティングの扉」を開きます。卓越したマーケティングの技術を使ってあらゆる難題を打ち返す音部氏の回答に、実務ノウハウにとどまらない、マーケティングが持つ優れた問題解決パワーを垣間見ることができます。

「クリエイティブの良しあしを判断する基準とは?」「広告賞に意味はあるのか」「上司の承認が得られないプラン、あなたに足りないもの」「大学で学んだマーケティングの知識は社会でも役立つか」「『非エリートマーケター』がのし上がっていくためには」「人はなぜガンダムを愛するのか」など、読者から寄せられた88の疑問に、音部氏が温かく語りかけるような文章で回答。P&Gを皮切りに、ダノン、ユニリーバ、日産自動車、資生堂など名だたる企業でマーケティング部門を指揮してきた音部氏が、現場でつかみ取った経験を基に、「マーケティング」「キャリア」「戦略の立案と遂行」「リーダーシップ」「スキル」という5つの観点から、キャリアや人生の岐路に立つ読者に対して次のステップへ踏み出すための成長のヒントを授けます。

さらに今回本書の刊行にあたり、大学の人気ゼミでマーケティングを学ぶ現役大学生からも質問を募集。仕事や生き方の原点に立ち返るような率直な疑問にも、音部氏が真正面から向き合いました。マーケティングに関する幅広いテーマを取り上げつつも、人には言えないマーケターが抱える現場の課題や悩み、これからマーケティングの世界へ踏み出そうとする学生たちの素朴な問いに接しながら、一貫して彼らに寄り添うことを目指して本書は書き上げられました。

一問一答の読みやすい形式で、音部氏が心掛け、実戦するマーケティングのエッセンスを学べるのも特長。専門的な領域の話題も、誰にでも分かりやすい文章で解説しています。マーケティング分野で働く人に限らず、キャリアアップを目指す幅広い分野のビジネスパーソンが気軽に手に取れる1冊です。

●目次概要
第1章 マーケティングの扉
・「いいマーケター」はマーケ以外から多くを学ぶ
・「ズレ」があるから、私はマーケティングに熱中する
・人間力か組織の輪か? 企画実現の合意形成に必要なもの
・大学で学んだマーケティングの知識は社会でも役立つか
・マーケティングはアートかサイエンスか、もちろん両方
・いいマーケティングの判断基準は「市場創造」にあり
・「令和のフィリップ・コトラー」は誰?
・競合相手が知らなければ優位に立てるお薦めの本
・上司の承認が得られないプラン、あなたに足りないもの
・プロは1発の成功より再現性を大事にする

第2章 キャリアの扉
・優秀なマーケターを目指す人に向けた転職の心得
・キャリアに迷ったら「給料アップ」を意識してみる
・P&G退社を決めた40歳 仕事に生き続ける大切な経験
・私が大学で教鞭を執るとしたら……
・それが目的ではないが、「広告賞」には意味がある
・外資系か日系か、マーケターが仕事をするならどっち?
・大学1年生で受けた「マーケティング論」の面白さ
・「非エリートマーケター」がのし上がっていくためには
・きっと訪れる、マーケターとして「心躍る瞬間」
・アイデアの優先順位は、動機と向き合えば見えてくる

第3章 戦略の扉
・誰でもできる、大きな視点から「戦略」を立てるコツ
・「戦略を練る」とはこういうことだと教えてくれる良書
・「顧客起点」は社会正義ではない
・フレームワークは「視点」 よりも運用を意識
・あなたのフレームワーク数は時代遅れになっていないか?
・データは人間味がないのではなく、人間を表している
・ブランドに必要な「パーパス」を規定するための勘所
・ブランドマネジメントの文化は、善悪の判断基準の導入
・失敗を他人のせいにする人のカッコ悪いで済まない問題
・他社のマーケティング分析に役立つ「2つの質問」

第4章 リーダーの扉
・仕事で大失敗した後輩にかける言葉
・人材を育成する力がない…生まれつきそんな人はいない
・ナポレオンとモルトケでマーケターを分類してみた
・スタートアップのCMOが持つべきスキルセットとは
・抜きんでたエースがいなくても勝てる組織を目指せ
・組織や個人の成長に欠かせない「共通言語」のつくり方
・「経験を知識に変える」ための有効なアプローチ
・「マーケターの素養」を見抜く、とっておきの質問
・P&G人事リーダーから面接担当者へ3つのアドバイス
・最も喜んでもらえたプレゼントの話をしてください

第5章 スキルの扉
・「パーセプションフロー・モデル」が起点のモノづくり
・価格は機能なり、「値上げ」を消費者に伝える良い方法
・使用体験に依存しない腕利きマーケターが見ているもの
・どうすれば売れるのかより「買いたくなる理由」を探せ
・意見が合わない相手と分かり合うためのテクニック
・「差別化」とは、同じ問題を新しい課題で捉え直す作業
・クリエイティブ案を評価する「目的」と「基準」
・文化が異なる相手との仕事は、愛嬌と目的が物を言う
・SNSやオウンドメディアの成長をどう定義するか
・積年の課題、『機動戦士ガンダム』を愛する理由に挑む

ほか、全88題

 

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